金融経営研究所では、お金の絵本を作ることにしました。
「お金の起源って、こんな感じだったのでは?」というものです。
(完成まで毎週1ページずつ更新していく予定です)。


むかしむかし、サーベルタイガーがいた頃の話です。ある村に二人の兄弟がいました。
ぼくのお兄ちゃんは、村で一番強い。村では、誰もお兄ちゃんに勝てない。

お兄ちゃんは、自分をきたえる。お兄ちゃんは、どんどん強くなる。

サーベルタイガーが現れた。
みんなサーベルタイガーを見て、逃げだした。お兄ちゃんは、「サーベルタイガーと戦う」と言う。だいじょうぶかな、お兄ちゃん。

お兄ちゃんは、死んだ。村一番強かったのに。ぼくはひとりぼっちになった。

ぼくは弱い。
サーベルタイガーに勝つには、どうしたらいいの?村の誰もが弱いのに。

ぼくらは弱い。でも、みんな、力を貸してください。

小さな女の子が手をあげた。
みんなありがとう。

みんなが協力してくれた。 武器を作ってくれた人、ごはんを作ってくれた人、一緒に戦いに行ってくれる人、ありがとう。

みんなが協力してくれた。武器を作ってくれた人、ご飯を作ってくれた人、一緒に戦いに行ってくれる人、ありがとう。

サーベルタイガーをとりかこんだ。

ぼくらは勝った。ぼくは1人ぼっちじゃなかった。

みんなありがとう。手助けしてくれたみんなへ「ありがとう」の気持ちを込めて、この貝殻をあげるよ。

みんなも、その貝殻をありがとうの印として、使いはじめた。
【いつしか、ありがとうの印は、「おかね」と呼ばれるようになりました。】
© 2026 株式会社金融経営研究所
作:山口省蔵 絵:岡林 享代
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